東近江地域農業センター Higashiomi Regional Agriculture Center

“築こう未来の農業”―農業・農村の活性化に向けて歩もう―

はじめに

当東近江地域は、滋賀県の中央部、琵琶湖の東部に位置し、県内耕地面積の約30%が集中する滋賀県農業の中心的な地域であります。
水稲・麦・大豆ならびに野菜等を含めた耕種関係の農業生産額は県下の1/3以上、また畜産については主産地として約3/3を占めており、特に肉用牛については日本が世界に誇る三大和牛の「近江牛」として名声を博しております。

一方、担い手の減少が叫ばれる中、集落営農法人は県内の50%以上が当地域に集中しており、担い手への農地集積率も県内平均を大きく上回っております。
また、高齢化等に伴い土地利用型作物や園芸作物また畜産関係にもスマート農業技術の導入が進んできています。

当農業センターは、新しい時代に即応した農業の創造と開発を目指し、農家の皆さんに対して生産から販売までの支援を行うことにより、東近江地域の農業・農村の活性化を図ることを目的に昭和54年「中部農業管理センター」として設立され今日に至っております。

農業を取り巻く情勢は、まさに未曾有の危機的状況に直面しておりますが、そうした状況のもと当農業センターが核となり次世代の地域農業の担い手を如何に確保し育成するかが、産地存亡にも関わる喫緊の課題であります。

当農業センターでは、今後とも県をはじめ管内の2市2町・4JAが一枚岩となり、本県農業の中心的な東近江地域の農業・農村のより一層の振興を図るため、地域の特性に合った支援を全力で取り組んでまいります。

運営委員長 大林茂松

沿革

内 容 備 考
昭和54年 中部農業管理センター発足 構成:2市7町13JA
平成元年 中部農業管理センター10周年
平成5年 JA永源寺地区の統合(政所、永源寺、市原) 構成JA数:13JAから11JAへ
平成6年 JAグリ-ン近江の発足 構成:2市7町3JA
平成9年 中部農業管理センター20周年
平成17年 東近江地域農業センターに改名 東近江市合併(第1段階)
構成:2市5町4JA(JA湖東加入)
平成18年 東近江地域農業センターの組織変更 東近江市合併(第2段階)
構成:2市3町4JA
平成20年 東近江地域農業センター30周年
平成22年 東近江地域農業センターの組織変更 東近江地域担い手育成総合支援協議会の活動休止の上機能を農業センターの担い手部会へ移管
・近江八幡市合併 (農業センターの構成:2市2町4JA)
令和元年 東近江地域農業センターの住所変更 東近江地域農業センターの住所変更
住所:滋賀県東近江市五個荘小幡町318-3に引っ越し

農業センターについて